ラリー　スマホの中に棲むモノ／カムプレイのミッソムのレビュー・感想・評価

良作だった。
主人公オリヴァーの孤独さや母親の張りつめてギリギリ状態な感じが伝わってきたし、悪役であるラリーにも悲しさがあったり子供達のジュブナイル要素も好き。
ラリーは基本的にはオリヴァーと友達になりたいだけというのが物悲しくて、ちょいちょい可哀想になってしまった。
終盤で明かされるラリーの正体は悪くないけど、現代社会への警鐘……みたいな雰囲気に急にどうした感があってシーンとして浮いてた気はする。
ラストは若干取ってつけた感あったけど切なくてまんまと流されてしまった！