高校三年生の頃の苦い記憶を大人になった今、塗り替えよう。そう覚悟を決めて立ち上がる人の物語。
相関図事件は中々無いかもしれないけれど、現実世界から離れすぎていない展開が親近感が湧くもので好きだった。でもヒーロー映画の主人公のような大それたことをしなくても吉原が振り絞った勇気はヒーロー映画の主人公と同等のもので、その勇気を振り絞って行動した吉原はとてもかっこいいなと思った。井葉の話し方や伝えたいことの伝え方が井葉にしか出せない空気感でこれまた好きだった。
これってどういうことだろう！って場面があったりるけれどそれは最後まで見るとしっかりスッキリするので出演者の方々も仰っているようにエンドロールの後、最後の最後まで見て欲しい！
上映後舞台挨拶があり、井上裕貴さん・萩原利久さん・木下彩音さん・杉岡監督が登壇されて、たくさんお話を聞くことが出来た。Bittersandのタイトルは監督が好きなアーティストの曲の読み間違いから来たとか、ファーストカットの屋上での2人のシーンは風が強すぎて天パがめっちゃ風になびいて撮り直しになったとか、″萩原さんは井葉だ″とか(素人目から見ても井葉演じる萩原さんめっちゃ活き活きしてました 笑)、、とても楽しい時間でした！
