この映画も面白いけどイデッサ自身の展示めちゃくちゃ気になるな
ホロコーストの時に生き残った親を持つイデッサが集めている、テディベアがうつっている大量の古い写真たち
それぞれ個性的で、テディベアが人間の方を向いてる感じでとってるのとか、テディベアにおめかしさせてとってるのとか、ほんとにユーモラスでほっこりして楽しい…
でもそれだけでは終わらなくて、展示にはヒトラーの影が付きまとう
テディベアと家族でうつってる写真、親が軍服を着ていたり、子供がテディベアに銃を向けている写真があったり
テディベアがいる空間はとてもプライベートで安心できる家族の空間であるのかもしれないが、その写真を撮り終わった先には争いのある日常が続いている、こともあるよねという
そもそもテディベアという存在自体がルーズベルトが狩りの時に瀕死の熊を打たなかった…みたいなところから来ているものだし、ただのクマのぬいぐるみではないんだよなぁということも考える
いや〜イデッサの展示みたいな