自ら死ぬことを選ぶほどの孤独感ってどんなだろうと思うけど、
傍から見たら、
充実してそうに見えても、
完璧そうに見えても、
楽しそうに見えても、
実はそうじゃないなんてことはきっとある。
映画の中でのジョージのような、
ケニーのような、
チャーリーのような、
色んな孤独がある。
ジョージがゲイであったことは重要じゃい。
誰にだって孤独は訪れるのかもしれない。
でもジョージは一瞬でも孤独から解き放たれて生きる意味を見つけたから良かったのか。
私はそう思う。
儚いけれどね…
切ないけれどね。
でも良かったと思う。
最初から最後まで思いっきりトム・フォードの世界に惹き込まれた。
見終わって知ったのだけど、
少しビックリしたのは、
トムはコリンとニコラスの衣装だけを手掛けたのだそう。
あとは全て信頼するスタッフに任せたのだとか。
コリンのスーツ姿はさることながらその他の人たちの衣装にも目がいった。完璧だった。
撮り方もお洒落だし、
映像の色使いやインテリア、
もう細部にわたって抜かりがない!!!
出てくる人も皆美しい!!!
素晴らしかったです。