クラピッシュ監督は、何てことないフランス人の日常を描くのが上手い。
タイトルにあるパリじゃなくてRERのどこかの駅、つまりパリ郊外に住む平均的なフランスの若者たちのありふれた毎日。地味といえば地味なんだけど、展開に無理やり感がなくて穏やかに観てられる。小さな偶然が繋って期待が高まる。
フランスのマッチングアプリ、スーパーでもコンビニでもない「アラブ屋さん」、心理カウンセリングやノエルに集う様子とかも観ていて楽しい。
最後の最後にようやく訪れる“恋の予感” にほっこりする the French movie, le film français 良き 👍