ろー

ヤマドンガのろーのレビュー・感想・評価

ヤマドンガ(2007年製作の映画)
5.0
はあ〜面白かった。

RRRにどハマって、数え切れないくらい見てて、ラーム・チャランさんにメロメロになってマガディーラも超好きになった状態の人間です。バーフバリも好きだけどそこまででも無い。マッキーの方が好き。そんな人間です。

前評判から相当期待してしまってたのに、それを軽く超えて来られた。すごい。
多分説明されても理解できないし、説明も非常に難しい。てか、無理。


以下ネタバレします(するんかい)




ラージャマウリ監督の作品に共通する。約束(誓約)の重要性が今回も発動して痺れた。手に手を重ねるポーズ来るとテンション上がるわ。あと効果音入るタイミングもちょっと分かるようになって来た。

タラクさんの芝居も冴え渡ってた。やはり誰かと共演と自分一人で引っ張っていくのは訳が違うよね。結構酷いこと言うラジャが満面の笑みなのめっちゃ怖い。
ダブルヒロインでしたけどダナラクシュミ役のマムタ・モハンダスさんめっちゃ好き。冒頭のブリッコキャラから、ヤマ様乗り移ってからの振り幅がすごい。Okammi Tikkaregindaで、マドラスチェックの衣装で超ミニスカで踊りまくるの可愛いしカッコいいのよ〜。

ラジャが赤いシャツで鞭を振るうの、もうラーマじゃ無いですか?鬱そうとした森を駆け下りながら格闘するのもラーマじゃ無いですか?そのあと崖から落ちるのヴァイラヴァじゃ無いですかー!!!って拳も握るわ、いやほんま。こっちはなんならチャランさんとタラクさんのフレンドシップにもメロメロになってる人間なんですよ?どうしてくれるんだ!

ナラシンハのペンダントのラジャへの元に戻ってくるのがどんどん雑になってくるの笑って見てたけど、自分が守護しなきゃいけないマヒがあっさり自分をラジャにあげちゃったから焦ってたのかもな。マヒが辛い人生送ってたのは神の守護を自分から手放しちゃったからかー。
ヤクザの撃った銃弾に弾かれてペンダントが開いた時「ナラシンハー!!」って思わず叫んじゃったわ。

あれから何回か見てるけど、ラジャがこういう考え方をするようになったのは本当に誰とも触れ合ってなかったからなのね。最初はマヒにも盗みをしたのは君のためって平気で嘘つきよる😅
けどラジャは誰も信用せずに生きてたからね。ペンダントをマヒにあげようって気づくまであげるような人と会ってなかった。
マヒから愛情を向けられて、約束のポーズ(日本で言うとゆびきりげんまん見たいな?)求められた時も動揺してたから、そんなこともしたことなかったのかな。

監督は赤い服来たイケメンが鞭を振るったり背後から刺されるのが癖なのかな?
そして赤い服を纏い鞭を持つ男は何よりも美しくあらねばならぬとゆー癖をお持ちだな。鞭を持ったタラクさん超美貌だった。

久しぶりに見ながら思ったんだけど、ラジャがゴールコンダ城で殺された後の死体はどうなったんだろ?地獄にいる間に結構日にちが経ってるみたいだったけど、死体はどっかに保管されてたのかな?

ああ、ヤマ様カッコ良すぎる。自信満々かと思うと、ラジャに悪態つかれたくらいで動揺するし、死の縄を盗み返そうとする時もチトラグブタに言われるままにするし。
あ、あのストールで頭を覆ってほっかむりするけど顔は丸見えじゃないですか?なのにほっかむり外すまで誰か分からないていで周りも芝居するの、日本の時代劇と同じだね😳どちらも舞台演劇が元だから、そのお作法がそのまま残ってんだね。おもろいー!
ろー

ろー