2023-42
現金輸送専門の警備会社に新しく入った新人のヒル、通称H。試験はギリギリで合格したのに、彼が乗った輸送車が強盗に襲撃された際の戦闘スキルが高すぎる謎の男。彼の正体とは一体……。
オシャレなアクション映画。しっかりガイ・リッチー色あり。部屋も光や小物を効果的に活用してオシャレになっていて、画角も綺麗。
原題は“Wrath of Man(男の激怒)”
ネタバレあり↓
7割で合格のところを7割で合格したヒル。しかし実戦ではやけに強い。一体何者だ……？と周囲が思い始める時、視聴者も同じくそう思う。徐々に正体と目的が明らかになる構成が視聴者を引き込む。
話が進むと、HはFBIが25年間追っているギャングのボス、ハーグレイヴスであると判明。その彼の息子をジャンが射殺し、駆け寄ろうとしたHも撃たれて重傷に。3回6つの弾の摘出手術を受け、2回死にかけ、3週間後目を覚ますも息子は既に亡くなっていた。Hは息子を殺した男を探すため、名前と経歴を偽装してフォーティコ・セキュリティに潜入。約半年後、復讐を完遂する。
今回はステイサムにしてはアクション控えめ。大暴れするかと思わせてしない。抑えた演技がヒルの大物感を助長させる。何回撃たれても何故か死なないタフすぎるH。もはや不死身(笑)走ってる時に撃たれて倒れるの上手すぎ問題。
息子は肝臓、肺、脾臓、心臓を損傷して死んだので、ジャンも同じように4つの臓器を撃って殺すっていうのが良かった。ただ、死ぬのが呆気なさすぎた。もうちょっとお喋りでもしてほしかったし、修羅場ってほしかった(笑)喋ることなんかないだろうけど。
スコット・イーストウッドが悪役としてヒルの息子を殺したジャン(通称ワン)を演じている。あれはジャンが暴走しすぎ(笑)最後の方では仲間内で殺し合いが起こり、金に目がくらむと人は何でもするんだなという気味の悪さを感じる。
今更ながらスコット・イーストウッドって瞳の色綺麗だな。あと、悪役だし出番少ないし生意気なのに終始カッコよかった(笑)なんでだろ笑笑
まさかブレットが内通者？と思ったらまさかだった。意外性なかった(笑)
デイヴが死んだのは残念だった。
ガイ・リッチーだからか知らないけど音楽が流れまくり。
