メキシコ

ロストマンのメキシコのレビュー・感想・評価

ロストマン(2014年製作の映画)
2.6
初見。
いつものAmazon Prime Videoの未視聴マイリストより。

ストーリーは割愛。

3日に渡り就寝前にチャレンジするが、70分程度の作品にも関わらず、毎回寝落ち(初日10分、2日目30分)、すごい時間をかけてしまった一本。

所々カットが良いところ、カメラワークに光るところはあるが、物語的にとても展開させづらい映画だったように思う。
とても構成を論理的に組み立てている作品とは構造から違うように思う。

面白かったポイントは所謂一般に好まれるアクション映画、または頭使わなくていい系映画というのは娯楽であり、ある程度の先の予測できる範囲内での出来事をテンポ良く見せる事が結末がどうであれ、視聴者にとってのある種のカタルシスになる事があるが、この作品はそういうご都合主義的な進行を全て裏切っていった事にあると思う(これは意図的にやろうとしていたように感じた)。

アクション映画に見せたドラマ作品であり、学びとしては、人は些細なキッカケで自らで自らの人生を変えていくことが出来るという教訓。または、些細なキッカケによって人を変えることの出来る可能性があるということ。
絶対に一般大衆向けの作品ではない。

決して、手を叩いて面白いとは言えないし、またこれを再度観ようとは全く思わないけど、こういうものもまた映画なのだと再認識した。
勉強になりました。

正直、全くおすすめは出来ないし、お話も稚拙でほとんどの方がノれない作品だと思います。
よってこのレーティング。
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