この映画のことを知るまで、原子核爆弾開発競争はアメリカとソ連の話だと思っていた。
静かな涙がたくさん溢れた。涙が乾く前に次の涙が出てきた。福山雅治の歌も、鬼滅でLiSAの歌を聴きながらエンドロール泣いたように、泣けた。
異母兄弟という設定が、台詞のない部分を補完していて辛かった。
田中裕子さん、表情で魅せていて涙が溢れた。
柳楽くんも架純ちゃんも春馬くんも、想像力を十分に届けてくれた。
生き抜いてゆかないといけないこと。
忘れないこと。想像すること。
誰が悪いとかじゃなくて、実際起きたことを元に、日記を元に、フィクション混じりでも、事実を伝えること。
この時期に、公開延期しても、この世界情勢の中、上映されて良かった。
いっぱい未来の話しよう。
どんな困難に打ちのめされたとしても、前を向く。
全てを分かったわけではないけど、心にしかと刻まれた。
凄惨な光景のシーン、人、ちょうど昨日の朝日新聞の投書にあった、原爆投下後の広島で兵隊として働いていた人の書いていた通りだった。
中学生の時に原爆ドームを訪れていてよかった。はだしのゲンを観ていてよかった。
エンドロールの最後だったかな、太平洋戦争で犠牲になられた方々に捧ぐと共に、宮田清美さんと三浦春馬さんを悼む旨のメッセージ。