柳楽優弥さん、三浦春馬さん、國村隼さん、田中裕子さんの演技が琴線に触れすぎる。一瞬一瞬の表情が容赦なく心にグサグサ刺さって苦しかった。
裕之が部隊に戻る前夜、修、裕之、世津が縁側に腰掛けて会話するシーン。3人の表情や言葉が頭に焼き付いて離れない。
世津の言葉を聞いて感じたものは、忘れたくないと思った。何度も見返したい。
「僕だけ死なんわけにはいかん」と泣いた裕之。
こういう人が無数にいたんだろうと思う。
新しいものを見つけること、未来を作ることを信じて半ば狂気にも見える信念で研究を続ける修。
兵器を作る人間の気持ちなんて分からないと思っていたけれど、科学者としての葛藤が少し想像できた。
映画最初の方に流れる、アメリカ兵が歓声をあげながら街を爆撃している映像には、思わず耳を塞ぎたくなった。
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三浦春馬さんについては、特別ファンという訳ではなかったのですが、こうして見ると、本当に惜しい俳優さんをなくしてしまったと思いました。彼の演技が好きです。
