世界が見ている。
テーマは民主主義。
被告それぞれ主義主張が違えど、最終的なゴールは同じ。
ベトナム戦争を巡って、それぞれの正義がありました。
政治家としての正義、市民としての正義、弁護士としての正義。
ベトナム戦争を風化させてはいけないし、これからのアメリカを考えていく上でも公開に価値のある作品。
2007年には脚本が完成していた本作は、結果として2020年の秋、アメリカ大統領選にぶつけるように公開された。かつての『華氏911』(2004年)もそうだったように、この映画を公開・配信することそのものが“闘い”。
これぞ、アメリカ映画の底力。