タツヤ

シカゴ7裁判のタツヤのレビュー・感想・評価

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)
4.5
世界が見ている。


テーマは民主主義。
被告それぞれ主義主張が違えど、最終的なゴールは同じ。

ベトナム戦争を巡って、それぞれの正義がありました。

政治家としての正義、市民としての正義、弁護士としての正義。


ベトナム戦争を風化させてはいけないし、これからのアメリカを考えていく上でも公開に価値のある作品。
2007年には脚本が完成していた本作は、結果として2020年の秋、アメリカ大統領選にぶつけるように公開された。かつての『華氏911』(2004年)もそうだったように、この映画を公開・配信することそのものが“闘い”。


これぞ、アメリカ映画の底力。
タツヤ

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