シカゴ7裁判の作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(4館)

「シカゴ7裁判」に投稿された感想・評価

yuuuumi

yuuuumiの感想・評価

5.0
アメリカイリノイ州シカゴで文化革命を起こした罪で行われた政治裁判。

戦場への派遣をやめるように言っただけで起訴された被告達。

裁判では被告達の反対尋問をすべて削除されたり、陪審員脅迫をでっち上げて判事に優位になるよう嫌がらせ、事あるごとに侮辱罪を適用。

被告の中の1人黒人のシールは法的弁護をいつまでも受けられず自信で弁護する事を懇願したけど聞き入れてくれない事に胸が痛みました。
黒人は白人どうしの議論は古い世代に反抗してるだけ。白人とは違うっていうセリフに重い背景が見えました。

ホフマン判事の横暴さに段々と苦悩してくるシュルツ検事。被告達とは敵対する立場にいながら心の中での葛藤も描かれてました。

元司法長官クラークの被告側の証人として召喚する勇気ある行動も、判事による陪審員退席処置をとり証言させなかったりと、事あるごとに権力を振りかざす判事。

最後のヘイデンの証言では涙がとまりませんでした。

この文化革命を起こした被告達は、それぞれの思想を持って、自分が正しいと思った事を心のままに行動した結果の裁判。とても胸を打たれました。
”世界は見ている〟

この作品は、人種差別、ベトナム戦争といったアメリカの”負の側面〟を描いた秀作だ!

1968年ベトナム戦争中のシカゴ。
反戦デモで市民が警察隊と衝突!
7名が逮捕・起訴され裁判へ…
アメリカはその間、大統領がニクソンに変わる。新政府の思惑もあり、裁判は意外な方向へ…
その7名の裁判を描いた実話の物語

政府vs民主主義みたいな構図がより展開を面白くしてる。
法廷の描写が素晴らしく、物音が響きわたる静寂感と厳粛な空気、観ていてゾクゾクしてくる…

判事がコテコテの保守的な思想をもつ頑固じいさんで、急進的な7人との対峙が見どころ。かなり笑えるし…(笑)
検事、弁護人の絶妙な存在感もこの裁判劇の重要なスパイスになっている。

クライマックスは爽快で胸が熱くなる!

マイケル・キートン!ちょい役だったけど、存在感あって良し!
話の展開がもうたまらんたまらん

民主党大会の日に起こった暴動を巡り、アメリカ政府が反ベトナム戦争活動家である7人と1人を被告として訴えた裁判。

裁判の重々しい空気がずっと続くわけでなく、アビー・ホフマン(自分的にはこの作品のMVP)のキャラから出てくるユーモアのあるシーン等々のおかげで130分全く飽きない。なんといっても物語のテンポがとても良い。

劇場公開映画が次々と延期を決める中、netflixがかなりパワフルな作品を配信してくれました。netflix様様です。
アカデミー賞有力候補やと聞いたら観るしかない。テレ東の佐久間さんが、情報量多すぎて吹き替えで観た方がいいかもっていうてたから、そーする。徴兵数増やす場合、誕生日でくじ引きしたんやな。ベトナム戦争反対デモがいきすぎて、裁判にまでなったってことか。ほんまはシカゴ8やったけど、1人は早い段階で裁判から外されたからシカゴ7なんやと。ニクソンが大統領なる時の選挙か。正直当時のアメリカの政治事情とか知っとかないと無理な気がしてきた、頑張るけど。暴動を最初に始めたのが警察側なら、無罪なのか。めちゃくちゃ厳しいな裁判長、、爆問の太田さんはあんなおもろい行動やったけどなんも言われへんかったぞ。シカゴ7側になりそうな陪審員の脅迫はさすがにやりすぎ。さすがにふざけすぎやら、そら法廷侮辱罪やわ笑。覆面捜査をしてたってことか。実際のデモ映像も挟み込まれるんかこっからは。さすがに始めたのはデモ隊達なのか。ハンプトンを射殺とか、なんじゃこの国。さすがに空気が変わったな。さすがに検事側も裁判長のやり方には反対やったんやな。ここでボビーは外れるんか。さすがに国家秘密じゃないのか大統領との会話は。ラムゼイ元司法長官の証言はあまりにもデカすぎるんやな。手を出してもーたらさすがにあかんけど、そら手出すわ。先に手を出したのは警察やけど、さすがにトムが煽ってもうてることになってまうか。店の中と外でこんなにも差があるかね。言葉の切り取りは、いつの時代でも、どこでもされてるんやな。戦争を反対することにこんなにもまっすぐな気持ちで取り組んで、戦った、7人と弁護士達には尊敬しかない。検事の戦死者への敬意も素晴らしい。裁判長が不適任であるという国民も、適切な判断やったと思う。最後に、アビーが「この本を盗め」ってタイトルで本出して、発行部数不明とかほんまにめちゃくちゃおもろいし、最高。俺はまだまだ知らんことが多すぎる。

「ベトナム戦争反対デモ隊の中の7人」
次の作品レビューでも、何卒。
紅茶

紅茶の感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今年公開の作品の中でもベスト10に入る。
1968年の民主党大会にベトナム戦争の反戦デモを扇動したとしてその時シカゴで先導していたと思われる7人が裁判にかけられる。彼らに加え、4時間程しか滞在していなかったブラックパンサー党の委員長も被告人となってしまう。判事は彼に対して入院中の代理人経由でないと話を聞かないという何とも傲慢な態度を示す。また、職権濫用と思うほど法廷侮辱罪がいとも簡単に適用される。シカゴ7は理不尽極める裁判所で対応すべく苦肉の策を練って判事に対応する。理不尽な社会が世に溢れていることに対して一石を投じた素晴らしい作品でした。

これは来たるアメリカ大統領選挙に合わせて公開されたと思うが、この作品は普遍的テーマがある。日和見主義で政治を行なったり、社会的弱者の声を構造的に排斥したり、権力を持つ最高責任者の思うままにさせてはいけない。そのために'選挙'という対抗手段があることを私たち国民は忘れてはいけない。私たちは監視の目を常に光らせる必要がある。
ysk

yskの感想・評価

4.0
60年代が舞台なのに完全に今。
すりガラスの向こうを無視してはいけない。
tmk

tmkの感想・評価

3.8
政治や歴史は全然詳しくないけど、国の大きな圧力に若者たちが対抗したというのだけでもかっこいい。
デモのシーンでBlackLivesMatter運動を思い出した。

エディ・レッドメインは主人公という扱いでいいのかな。
弁護士の人がとてもかっこよかった。
一貫して権利を主張しながら、法廷侮辱罪に問われても被告人のために戦うのが。
benjamin3

benjamin3の感想・評価

4.0
今のアメリカの情勢とリンクさせながら、問題提起させつつも、反戦への若者のそれぞれの視点を熱く描かれていてすごく良かった!
俳優陣の演技すばらしかったなぁー
ラストはグッときちゃいました!
映画館で観たかった!!!

このレビューはネタバレを含みます

戦争が終わって欲しいと本当に思っているのか?とお互いに言い合うシーンが印象的。
アビーとトムがぶつかる姿は、自分の中の葛藤の様にも見える。一体なんの為なのかわからなくなりそうになる。そんな自分の思想と向き合う時間がいかに大切か、この裁判を通して7人だけでなく多くの人が自分の思想と向き合うことになる。寛容と共感と連帯こそが重要だ。
違いがあっても『見せしめ』なんて人権無視の最悪最低の行いは絶対見過ごさないこと。

と、まぁ個人の思想がどうであれ、アビーが「この国には四年に一度」と言ってることからわかるようにデモましてや暴動で簡単に世界を変えよう(変わる)なんて誰も思っちゃいない。民主主義の国では基本的には選挙でしか変えられないのだ。目の前で起きていることに目を向けて。絶対に見過ごしてはいけない最悪を避ける為にこそ選挙はある。とにもかくにもGo vote!

陪審員を途中で辞めた女性に対してワイングラスの「ジェイムズ・ボールドウィンは読みつづけて。」と言う台詞を反芻している。この先もずっと、本を読み、映画を観る、音楽を聴き、どんなときも良心を信じユーモアを忘れないでいよう。
《共謀》事務所で嫌がらせの電話を取った女性が「自分のため」と言ったのも良いシーンだった。

サシャ・バロン・コーエンのスタンダップ姿は説得力がある。アビーの演説に説得力を持たせられるのは彼くらいでしょう。
大好きなジェレミー・ストロングがハニトラに引っかかるフェミニストな役どころで笑っちゃうけど、humanityこそが人類の希望。言動は無茶苦茶だけどちゃんと考えてる人、優しい良い奴の役で嬉しい~
このジェレミー・ストロングが演じているジェリー・ルービン、当初はセス・ローゲンが演じる予定だった(降板した)。おセスバージョンも想像してみたけど、あぁ、もう、二人とも、どっちも超好きってなった。
ジェレミー・ストロングはこの撮影で本物の催涙ガスを御所望したそうですが、気が狂ってるとしか言いようがないし超cuteだしこのエピソードだけでもわたしの心の最前列殿堂入りだわ。
land666

land666の感想・評価

3.5
素晴らしい作品だけど、情報量多くて難しい。それと個人的にはいまいちスカっとしなかったかな
>|