教養とエンタメのバランスが絶妙。
会話劇や歴史を知るのが好きな私に取っては
静かで丁寧に描く作品も好きではあるけど、
どうしてもそれだけになるとファンが一部に限られてしまう。
最後の爽快な演出は
実際は裁判序盤であった出来事らしいが、
あれをしたことによりメッセージを立たせていて、
賞を取りに行ったという人もいると思うけど、
わかりやすく素敵なメッセージを届けるのにはいいと思う。
大統領選挙の直前で
世界は見ているというセリフもまた。
メッセージ性、エンタメ性バランスの良い形の作品でした。
みんなが好きという気はしないのでお勧めできないですが、
私は好きです。