妖怪の造形に救いを求めるしかない……それも中途半端だが。
寺田心に可愛らしさを求めるんなら宣伝で一切触れなかったクソダサヘッドギアは編集で全カットするべきだと思うし、持ち前の演技力で推したいんなら終始耳をつんざくハイトーンな絶叫繰り返させる必要はなかったと思う。
兄アーマーのダサさは本当に何を考えてああなったのかわけがわからないし、そもそも兄の名前が「兄（けい）」で弟の名前が「弟（だい）」ってのもナメてる。
狸の群れに製作費ほぼ突っ込んでるんじゃないかと錯覚するし、まったくわけのわからない歌で片付けてしまうゴミみたいな脚本にも軽く腹を立てている。大魔神もこんな使われ方するんなら大魔神カノンで封印しておいたほうがよっぽどマシだったと思う。
久し振りにドブ引いた～と後悔の一本。
一人で見ることはお薦めできないが間違っても子供と一緒には行かん方がいいと個人的には思いましたよ。
