このレビューはネタバレを含みます
『個性豊かで茶目っ気のある妖怪達』『11年ぶりに復活した大魔神』『新しいキャラクター 妖怪獣』と、聞いただけでワクワク素材が揃っていたにも関わらず、普遍的というには薄っぺら過ぎるテーマと、キャスティングありきのストーリー構成を優先したがため、バランスが完全に崩壊してしまっていた…。
主人公兄弟の確執、妖怪と人間の確執、妖怪獣の願い、狐さんのお話、全てが解決したように見せかけているだけで、どれひとつ納得できない。
ラストシーンのセリフ、『あーあ』こそ、この映画を端的に表していると思う。『ええじゃないか』なんて言える出来では到底なかった。
妖怪達はほんと魅力的だったので、スピンオフ作品を希望!!
↓友人とレビューラジオを収録しました
https://youtu.be/p5JsiDqTQJU