このレビューはネタバレを含みます
流れメモ
映画の大人料金は2000円近くて正直割高だと思うけど、そのお金を払ってみる価値ある映画だったかって言われると首を捻っちゃう。終始何を見てたのか分からない展開でとっ散らかってる印象が続くから全然ストーリーに集中できなかった。
寺田心くんがこの時期にこの役やれて本当に良かったねえって感じです。シンプルに演技が上手いからキメの台詞でちゃんとうるっとできて良かった。主演感ないな〜って瞬間とちゃんと主人公じゃん？！って瞬間が交互に来るので心くん演技上手いな以外の印象ないな。MVPは弟役の子にあげたいです。あんなんほぼ赤ちゃんみたいな子がしっかり演技してんのやばすぎる。妖怪役の方々本当に誰が誰だか全然分からなくて、天邪鬼が赤楚くんなのエンドロールで知って本当にびっくりしたんだけど。妖怪もいろんなのが居る割にバラッバラしてるからなんか凄く勿体無くて…。見ながら本当に何だこれは…と思いつつ夏休み子供映画として子供時代に見たかったな〜って思った。私前作のラストが好きで、ゆるく落ち着けてる様で真の話を一言しててあの感じが大好きだからこそちょっと期待してたのに何か違った。神木くんにこの役やらせる意味ってなんだったの。
CGが発達したからきっと物凄いんだろうなとは思ってたけど、予想通りCGカットの無いシーンほぼ無いのではくらいだった。妖怪の登場とか戦いとかはやっぱりCG効果ある方がかっこいいしわかりやすいし良いと思うけど、場面によってはやっぱりしっくりこなくて。リアルにできる様になったからこその気持ち悪さを兼ね備えてるなって常々思うんだけど、本来没頭できる箇所で変な違和感のせいで思考が散っちゃうのよくある。難しい課題だなとは思います。
武力や力ではなく歌で鎮めるという展開は良かったけど、めちゃ唐突に歌入ったからなんか面白かった。
期待してた妖怪大戦争とは違ったけどこれはこれで良い夏休み感を体験できました。
ちびっ子のリアルな感想が気になる。
