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妖怪大戦争 ガーディアンズのtakaのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

前作同様、最初に犠牲になるのが柄本明で入りとしてはいい

物語の流れ。
フォッサマグナに埋められた古代の海洋生物たちが集まり妖怪獣となり、フォッサマグナを縦断して海に向かう。
→縦断する際、東京を通るのだが、東京にはとんでもない妖怪が封印してある。
→もし東京を通過されると封印が解かれ大変なことになる。
→だから妖怪獣に東京を通らせないようになんとかして止めたい!
→世界中の妖怪に協力をお願いするも、「俺たちには関係ないから」と無視される。
→自分たちでなんとかするしかない。そうだ!対抗できる力をもつ武神を味方につけよう!
→しかし武神を味方につけるためには、渡辺綱という最強の妖怪ハンターの子孫に頼るしかない。
→それが渡辺兄(寺田心)である。
→こんなビビりで大丈夫かよ…
→さぁ、どうなる!?


豆腐小僧が…蛍ちゃんじゃない…
カッパが…阿部サダヲじゃない…

神木くん演じる役名が前作の敵・加藤と同じ苗字なのがものすごく気になるし、異常にフォッサマグナに執着しているような役だったのも気になったが正体が結局明かされずにモヤモヤする。
でも、どうせなら前作の麒麟送子・タダシが成長した役で出てきて欲しかった。

前作のまぁ良いところは、田舎、すごい棒読みの同級生と超実力派天才子役との対比、夏っぽさ、ワクワクするシーン(トンネル通ったら窓一面に妖怪が張り付いている。ろくろ首などの個人個人の登場シーンなど)、産業廃棄物の怨念だったり、ちょっとだけリアリティがあったり、夏の季節に観たくなるところ。

今作は季節感も分からない、ほぼ地下、ワクワク<演技っぽさが気になる、フォッサマグナの古代生物の怨念とイマイチ子供に分かりづらい題材など色々気になることばかりあって…

でも、自分があの前作公開した頃の、流れもディテールも気にせずに、とりあえずビジュアルだけ楽しむ年齢に戻ってこれ観たら純粋に楽しむ気がする。
妖怪獣は『彼岸島』っぽいビジュアルでキモすぎてトラウマになると思うけど。

天邪鬼とか、先生役の神木くんとか、大沢たかおの歌う姿とかは今でもすごいいいなって思った。
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