TAKA

アンダーワールド:ビギンズのTAKAのレビュー・感想・評価

3.5
2017-012-007-005
2017.1.27 DVD鑑賞

アンダーワールド予習その3

・・・いや、正月にひいた風邪(天皇杯風邪とも呼ばれている・笑f(^_^;)が長びいてましてですね、またぶり返して。予習もなかなか進まない訳ですよf(^_^;
新作映画観にも行けないし。
参ったなぁ・・・

てな感じでアンダーワールド第3弾。

ヴァンパイアとライカンの戦いの始まり・・・ってか、ビクターの娘ソーニャとルシアンとのドラマがメインでしょ?

最初は、あらすじ大体分かってるし正直今一つワクワクしないなぁ、なんて思いながら観てた。

う~ん、てっきりソーニャをケイト・ベッキンセイルがやるんだと思ってたけどなぁ。セリーンと生き写しって台詞あったし。
ソーニャ役が悪い訳じゃないけど、ストーリー分かってるから、なんかアピールが欲しいよなぁ・・・なんて思いながら。

しっかしここまで3作通して、ヴァンパイアには全く肩入れ出来ない。
第1作の冒頭以外は。

同根のくせにライカンを奴隷にして、それで当然って顔でふんぞり返って。
なにが「汚らわしい獣」だ?

結局ヴァンパイアとライカンが絶望的に拗れてしまったのだって、殆どヴァンパイアの上流階級の奴等のせいじゃん。

・・・なんて思ってるうちに、なんとなくドラマにのめり込んでる自分を感じた。

そうか。
人間(?吸血鬼と狼男f(^_^;)が描かれてるからだ。

前作までは動き続ける状況の中でセリーン達が描かれていた。誤解を恐れずに言うならば、比較的ストーリーテリング優先だった。だからキャラクタの深みみたいなものは、あまり心に残っていない。

対して本作では登場人物の感情が行動に直結する。なので、キャラクターの感情が真正面から描かれている。
ルシアンかっこいいしさ。(^_^)

そして何よりびっくりしたのはビクターの俳優さん。
すっごい。

顔色と目の光だけで、
みるみるうちに全身が絶望的な哀しみに満ちていくのがわかる。

舞台寄りの人なのかな。
思想的にはビクターには全く賛同できないけど、凄い役者さんなのはよくわかった(^_^)

・・・ま、そんな感じで、個人的には後半から加速的に面白くなっていきました。
シリーズ観てない人にはどうかなとは思うけれど、楽しめました。(^_^)

追記。
Wikiってみたら・・・
・やっぱ最初はケイト・ベッキンセイルが出る予定だったみたいね。
私生活でルシアンと別れちゃったから降板?f(^_^; なんつって(笑)
・1と2は、元々1作だったらしい。1作を作ってたら、アイディアが色々豊富に出てきたんで2作に分けたのだそうな。
なるほどね、かなり納得。
2作目が唐突な内容だったわけだ。
引き締まってはいたけれど。

・結局、ヴァンパイアって、やっぱ長老以外は基本弱っちいのな(笑)f(^_^;
・ソーニャは、ケイト・ベッキンセイルがやった方がヒットはしたんだろうなぁ。本作の女優さんの方が、殺陣はかっこ良かった気はするけれど。
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