三浦春馬くんを悼んで。
春馬くんの演技は暖かさがあって、もう観れないと思うとやるせない。
西川貴教の演技も年齢層と立場ごとの演じ分けがめちゃくちゃ良かった!
五代友厚のことは恥ずかしながら名前くらいしか知らなかったから勉強になった。
映画の限られた尺の中で、特に後半かなり駆け足なシーンも多く感じたけど、歴史的な有名人がいっぱい出てくるところを駆け足にしてでも前半しっかり見せてくれたおかげで、なるほど五代友厚の人となりが記憶に1番残って好きになった。
この映画の時代背景は、コロナ禍の今と重なるところがあって、今は苦しいけれどこの先にみんなが夢を持てる時代がきっと来ると
前向きな気持ちになれる映画だった。
お通夜のエピソードは有名な話で、終わり方はまあそうだよなぁって感じだったけど、
この映画全編を通して個人的には、4人で夢を語りながらすき焼きをつつくシーンが好きで、
人が欠けたりしながら、欠けた人を想いながらすき焼きをつつくシーンも本当良くて、
ラスト伊藤博文が1人ですき焼きをつつくシーン入れて欲しかったなぁなどと。