いつかの君にもわかること
試写会にて鑑賞。
余命わずかなシングルファザーが息子の新しい家族を探す、実話に着想を得て作られたヒューマンドラマ作品。
窓拭き清掃員として働きながら4歳の息子マイケルを男手ひとつで育てている主人公ジョン。
不治の病で余命宣告を受け、自分の亡き後息子を託せる家族を探す毎日。
辛い心情と描写が続く中、
親子のやりとり、何気ない日常のルーティンを楽しんで大切にしているのが印象的。
死をまだはっきりと理解できない息子との葛藤、仕事柄窓拭きをする時に見える幸せそうな部屋、家族の団欒に、ガラス窓1枚だけど、自分たちとの境遇のあまりの違いを重ね合わせるところにもギュッとなった。
ラストシーンから続く余韻、
しばらく続きそうです。