映画ケーン

残光に祈りをの映画ケーンのレビュー・感想・評価

残光に祈りを(2020年製作の映画)
4.3
中々良い作品。
もう少し評価されて良いと思う。

大人の事情により荒んだ青年を梶井基次郎の『檸檬』の様な焦燥感と重ねて、今の社会で抑圧され閉塞感を感じてる若者を描いてる。

00年代日本っぽい映像は個人的に好きだから刺さったw
フィルムで撮ってるらしいね。
脚本と演技はイマイチ。

世界に核花火を打ち上げるという意味ではこの映画は多少威力不足。
まぁ、今の時代、作り手も厭世的なのかもしれないね。

ヌルッと再稼働してる原発はマジ何なの。
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