シッカン

サマーフィルムにのってのシッカンのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
4.4
やっべえ〜(瀬尻さん風)

開始5分くらいで、主人公のチャーミングさにやられた。この子が画面に出てる間は、他の全部がダメだとして絶対最高、むしろ他が凝ってるとノイズだから無難な感じにしてくんねえ?と狂ったテンションに突入。
タイトルの出方と横顔、本当に美しかったです。

あと、後に仲間になるキャラたちが続々と登場するシーン、キャラだちした変な奴ばっかで超ワクワクしたなあ。

伊藤万理華さん、調べてみたら、賭ケグルイで若干上滑ってた感じのあの人か。今回はスッゲェ良かったっス。つーか高校生にしては童顔すぎねぇ?とか思ってたら25歳なのかよ。ありえねえ!
立ち振る舞い(特に肩から顎にかけて)が転校生の小林聡美と被る。逆手持ちの殺陣、お見事でした!

それからストーリー、マジびっくらこいたし嬉しかった。もっと不穏な感じでも良かったかなあ。ちょっと細かく説明されすぎ感はあった。もうちょい想像の余地が欲しかったな。

それと通じるんだろうけど、最後がちょっとはぁ?ってなっちゃった。
ただ、その点については俺が悪かったと今は認めている。

一瞬、「ゲッここにきて俺が大っ嫌いな感じ出す?嘘でしょここまで最高だったのに」といった感じで、勝手に嫌いフォルダに入れてしまい、その後そうじゃなかったと気づいた時には、すでに置いてけぼり。おそらく途中も触れられていた映画のパワー、未来への希望というメッセージを上手く受け取れなかった。
それを感じに明日も見に行く。もっかい!
シッカン

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