このレビューはネタバレを含みます
結論から言うとまぁまぁのできでした笑笑
シャマラン完全回帰はいつなんでしょうか笑
予告編を見たとき、なんであのビーチに行ったら歳とるんだろって疑問を持ってその答え合わせをほぼ目的として見に行きましたが、かなり序盤でその理由はサラッと明かされ、あれ？ってなりましたが、まぁそこからも全然退屈はしなかったです！
数時間で数十年分の年が経ってしまうビーチでどうやって脱出するかの密室ホラー的な展開になっていきます。淡々とした展開の割には飽きなかったです。
登場人物が博物館の学芸員、精神科医、内科医、保健コンサルタントとそれぞれ違った職業でみんながみんな考えることが違うすぎて仲違いしてバラバラになっていく感じが良かったです。それにお母さんやお父さんなど大人の人が歳をとるシワの老け具合などの描写が非常にリアルでなかなか良かったです！
しかし腑に落ちなかった点もあります。毎回シャマラン監督は自分の作品に出演しますが、なぜ1番のキーパーソンを演じてしまうんでしょうか？笑 しかもかなりウザイ役でかなり気に食わなかったです笑
ラストは脱出できずに終わってビターエンドの方が個人的には雰囲気的には良かった気がします。しかし、ラスト黒幕を写したことによって、医療技術の発展には犠牲が必要とよく言われますが、その犠牲者視点をなんの通告のないまま見せるというかなり苦いストーリーが、いつどこで自分がその実験台になるか分からない怖さを感じました。
普段何も思わず医療や科学により生活が楽になってますが、その裏には犠牲になった人たちがいることを身に染みて実感した作品でした。
｢すげぇおもしろかった！｣とはなりませんでしたが、感じることは色々ある映画でした。シャマランはだんだん戻ってきてると思います！笑
もうちょっと気長く待ちましょう！笑
