伊藤かりん

冷たい嘘の伊藤かりんのレビュー・感想・評価

冷たい嘘(2018年製作の映画)
3.5
Welcome to the Blumhouse
ブラムハウス×アマゾンスタジオ 二作目鑑賞(順番は無視)

娘とその友達を乗せバレエのキャンプに向かう父親。その道中、友達がいなくなってしまったのだが、実は娘が橋から突き落として殺してしまったという。
娘を守るため両親は嘘に嘘を重ねていくのだがどうも事件の当事者である娘の様子がおかしいようで...。

まぁ自分が親だったら同じ事するよなぁと。
ズブズブと嘘に沈められていく家族を見るのは本当に可哀想だし、どうしてこうなった感がすごい。そこにプラスされる事件の当事者であるはずの娘の謎の「サイコパス感」がいい感じにゾクッとさせてくれる。

主人公家族だけでなく、被害者側も絡めた様々な嘘の塗りあいはなかなか楽しめました。

ただ、ラストはなんとなく予想できてたオチだし、なにより娘に死ぬほど腹が立つ。自分だったらワンチャン我が子でもぶっ殺してやる可能性もあるほどのムカつきでした笑