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真・鮫島事件のrinのネタバレレビュー・内容・結末

真・鮫島事件(2020年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的には面白くはなかった。
そもそも実在したかも不明な、2chでの内容なので明確性もなく…。
アンフレンテッドとブレアウィッチを足し、そこにセブンの要素を盛り込んで、さらにコロナ禍の情勢も追加した映画。
映画というよりは自主制作映画のような感じだった。
オリジナル性は無く、単調。ストーリー展開も予想できる内容で、驚かせてくるポイントもありがち。
オチなどに何かあるわけでも無く、伏線なのかわからない伏線。もはやそれを回収したのかすらもよくわからない。

鮫島事件の話を聞いたものが呪われる、みたいな話が基盤のはずなのに、話を聞く前から主人公は変な幽霊に追われているのも関係が無さすぎて終始意味がわからなかった。
全体的に話に盛り上がりやメリハリが無く、ずっと同じテンションで来られるから疲れてしまった。程よい緊迫感があり、急に来る、みたいな物だったら怖いとは思うが、ずっと全力で驚かせてくる感じ。
お化け屋敷もたまに出てきて、どこからくるかわからないから怖いもので、お化けが横並びになっていて全員全力で驚かせて来たら逆に怖く無くなってしまうような…そんな感じの驚かせ方かなと思った。
本気でやったら20分くらいで終わりそうな内容を90分くらいかけてやっているような感じだったので、話が薄かった。誰にも共感できない登場人物設定。
個人的に死霊のはらわた3の次くらいにつまらなかった。

出演している俳優や女優が好きな人は楽しめると思う。
ストーリー展開、話の作り込み、綺麗な伏線回収などに重きを置く私のようなタイプの方はあまり楽しめないんじゃないかな、と思う。見ている間はもう一周回って笑えてきました。
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