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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのmentaikosanのレビュー・感想・評価

3.0
【うーーーん!!】

◾️あらすじ
ある情報を入手してラクーンシティにいる兄の元に戻る途中だったクレアだが、ヒッチハイクで乗った車が女性を轢いてしまう。しかし、死んだと思った女性が次の瞬間には姿を消す。
一方、レオンはラクーンシティの新人警官に就任し、警察署を訪れるのだが、街の様子がなんだか変で…。


◾️感想
突っ込んでくるトラックとかゲームの名場面が描かれているのにはテンションが上がった。
警察署や養護施設もよく再現されている。

のになんでキャラクター設定をいじってしまったのか…。

レオンが間抜け過ぎる…。

レオンってバイオハザードゲームではあまりに有名かつ象徴的な主人公なので、どんな俳優を起用してもコレジャナイ感が出てしまう。
それを払拭するために全く見た目の違う俳優にするのは別に良いと思うけど、なんでちょっと抜けたキャラ設定にしたのかが分からん。
あれだけ見た目を変えたのなら、キャラは普通の新任警察官で良かったんやないかなと。

他の登場人物の見た目もゴリスとクレアはちょっと似てて、ジルとレオンは全然違うっていう軸の無さがよくわからん。
ウェスカーとエイダはなんとも言えない。

そして、非日常的な背景設定なのにキャラクターが人間的でキレがないのと、話がクレア、レオン、クリス&ジル、ウェスカーの4軸で同時に進んでいくため場面の切り替えが激しく、テンポが悪く感じた。

情景の再現性が高いだけにゲームのファンとしては残念さが増してしまった映画だった。