すごい!ストーリーとキャラクターやその関係性、性格等を再構築し、2時間そこそこの映像に落とし込むとは!!
ゲームシリーズファンが喜ぶような細かいネタの仕込みが多く、再現性の高いシーンも散見されます!!
洋館が!警察署が!孤児院が!各車両・武器が現実世界に!!
そこまでやるなら、何でゲームそのままに映画にしなかった\(^o^)/
そういう契約なのか何なのか・・・
衣装・小道具・セットにお金かけすぎて、主人公クラスの周りで起きている事しか映像になってない印象?
もっと街全体が得体のしれないものに侵食されていく感とか、ゾンビや狂気に支配されていく様とか、市民の決死感とか描いて欲しかったのですが、尺の都合上ほぼほぼ描かれていません。
もったいない・・・・
しっかり画けばゲームの1〜3の内容だけで数クール分のドラマが撮れるのに…
ミラ・ジョボビッチ版が別作品として振り切ってしまっていた分、今作は期待していたのですが、ちと残念な結果でした。
収益はどうだったのでしょう?ネトフリバイオも盛大にコケましたし、「バイオハザード」というコンテンツに魅力がないとレッテルが貼られる事が無いよう願うばかりです。
とは言えゲームのストーリーとはまた違ったパラレルワールドと割り切って、時折垣間見えるオリジナルリスペクトのシーンを楽しみつつ観る分には面白いと思います。
ネトフリバイオもそうですが、ファンの思い入れが強い作品の映像化の時は、キャラの改変にはご注意を。