どこかで話題になっていてNetflixで見れると分かったので鑑賞。実は原作があることすら知らず。この映画、普通に面白い。
敏腕映画プロデューサーのポンポさんと新人監督となったジーンが周りの協力を得ながら映画を作っていく話。全体通してテンポがめちゃくちゃ良くて作画、色彩も綺麗で見てて飽きないし、何より場面展開が見事。
またポンポさんが随所で核心を突く発言をしてるのも印象的。
特に『2時間以上の集中を観客に求めるのは現代の娯楽として優しくないわ。』
おお…分かるよポンポさん。実は最近少し思ってたのよそれ。
映画作成に関わる方たちの努力や苦労が多分に描かれており、実態は知らないけど活き活きと楽しんでいるのが良かった。ちょうどアカデミー賞の時期というのも相まってストーリーの中でフィクション名作が作られていく過程なども楽しめた。
まあでも一番良かったのは上映時間が90分だったこと、これに尽きる。
