SF

マーメイド・イン・パリのSFのネタバレレビュー・内容・結末

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

恋することをやめた人間×恋する人を歌声で殺す人魚

バーで歌うことで生計を立てている主人公。ある日職場のバー近くで倒れた人魚を発見。慌てて病院に連れて行くが手当はしてもらえず、行く宛もなく自宅に連れて帰る。目を覚ました人魚は殺そうと歌声を聴かせるが男性は倒れない...。

素敵なファンタジーでした!!人魚って表現よりセイレーンの方が近いかも。主人公が人魚に出会ってから内面が変わっていくのがよく分かった。そして最初は殺そうとした人魚の内面が変わっていくのも切なさを感じました。
人魚に恋人を殺されてしまった女性が血眼になって仇を討とうとする姿が少し傷ましく思えて、ただ彼女も愛する人を失った悲しみで動いていたのかなと。
個人的に水族館のシーンがとても美しくって好きです。人魚の涙を真珠で表現してる所も切なかった...。
SF

SF