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マーメイド・イン・パリのmのレビュー・感想・評価

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)
5.0
ミシェル・ゴンドリーの「ムーン・インディゴ」が好きな私、本当に観てよかった〜〜〜🥲 特にルラが真珠の涙をこぼすシーンはミシェルゴンドリー色が濃いように感じました。 監督であるマチアス・マルジウは「フランスのティム・バートン」と呼ばれているそう。それだけでも、ファンタジー好きとしては観て損はありません。
まず主演ふたりのルックスが好き。マーメイド・ルラの強かさと儚さ、無知ゆえの無邪気さすべてを併せ持つような美貌、そして演技に惹きこまれてゆきました。そしてガスパールの、四十路の色気と内に秘める少年の心のコントラストも非常に魅力的でした。この映画を通じて知った、ルラ演じるマリリン・リマとは誕生日が一緒だったこともあり、これから推していきたいと思います。
そしてサブキャラクターの個性的なこと!特に目立っていた隣人ロッシは、一見ストーカーのようでありながらその実ガスパールの良き理解者、支えであり、観ていて微笑ましかったです。
また辛い心情を見事に演じ切ったロマーヌ・ボーランジェ演じるミレナも、最後に医師としての心を取り戻し、悪人がおらず、キャラクター皆を愛せるのもこの映画の素敵なところ。
現実世界でのロマンティック・ファンタジーがパリの風景とともに描かれていたこちらの作品。レコーディングブース、ふたりで吹くハーモニカときらめくエッフェル塔のシャンパンフラッシュ、心ときめく要素が沢山で幸せな気持ちに浸れました。
個人的にはオープニング、フランス版カードキャプターさくらという印象🇫🇷🧜🏻‍♀️
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