このレビューはネタバレを含みます
ジェイディンがゲイをカミングアウトしていて学校でいじめに合い自殺する。
父親ジョーは男らしくしろ、トイレは立ってしろというホモソーシャルの塊だった。
ジョーがニューヨークまで歩くと決めてからジェイディンが一緒に歩いているから生きていると思って見ていたが違った。ニューヨークに住みたいとジェイディンが言っていたしいじめをなくそうと説くため。
妻ローラはいじめはなくならない、と言っていた。私もそう思う。
ストレートでもいじめられる。言い返してもやり返しても倍返しにやられることがある。しかもいじめる奴らが集団なら。
母親やジェイディンの弟やジェイディンの女友達はジェイディンの味方だった。
集団でジェイディンをシャワー室で襲おうとしてきた学校の奴らが気持ち悪すぎて怒りがこみ上げた。性的虐待じゃないか!
ジェイディンは保守的な小さな町でもカミングアウトしていてすごい勇気だと思った。チアにも入っていて。
ジョーが途中で出会った保安官も息子がゲイだと話していた。
ジョーは旅の途中で轢かれ死んでしまう。
いじめた奴らがジェイディンが死んでから手紙渡してくるとか胸糞。手紙渡して来なくて胸糞だが。
実話だから救いはない。
2013年にジェイディンが自殺しているからあの町のいじめていた奴らは今は成人し家庭があるのかと思うとお前らが死ねと思うし胸糞悪い。
これがレズビアンの女子だったらもっと地獄だと思った