アトミ

映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!のアトミのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

40点

長編第16作目

ソドー島。
ノランビー伯爵の友人ルース(アメリカの発明家)が自らが発明した空飛ぶ車に乗ってやってきた。
イベント「未来の発明ショー(ノランビー伯爵主催)」がもうすぐ開かれ、世界中の発明家達が集まるようだ。

夜。
トーマスたちスチームチームは大興奮し、新しい発明品の事を考えた。
が、トーマスは最新のテクノロジーが発展すれば機関車が不必要になるのでは?と心配になった。が、みんなは「機関車の代わりはない」と笑った。

翌日。
スチームチームは今日1日の仕事(発明ショーの準備等)をトップハム・ハット卿から指示される。
トーマスはいつも以上に自分達が役に立つことをアピールしたく、張り切る。

そんな中。
トーマスはニアが脱線し、立ち往生しているのを発見。急いでハービーを呼びに行く。

そんな中。
空飛ぶ車に気をとられ脇見運転したパーシーはエドワードにオカマを掘ってしまい脱線。
通りがかったトーマスはクレーン車のロッキーを呼びに行く。が、トップハム・ハット卿の耳に入るまでに解決できるか心配になった。

そんな中。
トップハム・ハット卿はルースと駅で機関車達が遅れていることを心配していた。
と、ジェームスはとりあえず時間通りに到着した。

そんな中。
トーマスはロッキーとハービーを探してウロウロ。自分の仕事にも遅れが出てしまう。
が、港でロッキーを見つけ、とりあえず事故を解決。
ヤル気が空回りして逆に失敗を招いた事をトップハム・ハット卿に謝り、力を合わせ遅れを取り戻す。

そんな中。
バズとバーニー(おバカ)の2人組の泥棒(発明品を盗んで売りさばく魂胆)が機関車サニーに乗り会場入り。コックを装って紛れ込む。

翌日。
発明ショー開催日。朝。
トーマスは港に『ぶっ飛びブースター』が乗った貨車を受け取りに来た。
ドイツのフリードリヒ教授は『ぶっ飛びブースター』をチェック。と、暴走してしまい貨車が発車。トーマスが追いかけ、何とか先回りし貨車を停車させ、フリードリヒ教授、ルースから褒められる。
トーマスは仕事を取られなくてすむかなと安心した。

夜。
発明ショー開幕。
そして日本から来た夢の超特急「ケンジ(0系新幹線)」が紹介された。
ケンジは世界中を旅するトーマスに憧れる。

が、トーマス以外のスチームチームは電車を目の当たりにして仕事が取られると不安に感じた。


翌日。
発明ショーが始まる。
先ずは発明品超強力磁石『ひっつきマグネット』が紹介される。
小さなひっつきマグネットはその見かけに反し超協力。停車してたゴードンに飛んでひっつき、ゴードンの体を巨大磁石へと変えてしまう。
その磁力で牛乳タンクがゴードンに飛んで行き、牛乳が全てこぼれてしまう。

次にホリフィールド教授が紹介する発明品は牛乳が必要。
ノランビー伯爵は停車していたサニーに酪農場に牛乳を取りに行くよう指示した。


そんな中。
トーマスは道に迷っているサニーを発見。
トーマスが誘導した。

サニーは牛乳を積み、駅に戻るとノランビー伯爵が「役に立つ」と褒めてくれた。サニーはいつもバズに「役立たず」とけなされてたため嬉しかった。
トーマスも駅に到着。
丁度、ホリフィールド教授の発明品『スーパーミルクシェイクマシーン』が紹介されていた。
トップハム・ハット卿がシェイクを飲みたくてマシーンを勝手に操作。体にシェイクを浴びてみんなに笑われる。

次は中国のキム教授が『アメージングメダルマン』という巨大ロボを紹介。
バズはリモコンを盗み、操作しようとしたがバーニーがアンテナを折ってしまいロボが暴走。
ルースはトーマスとロボを追い『ひっつきマグネット』でロボを捕まえた。

夜。
ルースが発明品空飛ぶ『ホバーカー』を紹介した。
バズはホバーカーの設計図が隠されている部屋を突き止め、夜中にバーニーと盗む計画を立てる。が、サニーは「もう盗みはやらない」と断ったがバズに「役に立たないならスクラップ行きだと」言われる。


翌朝。
設計図を盗んだバズとバーニーは駅からこっそりサニーに乗り、島を出て行こうとしていた。
と、設計図が盗まれた事に気づいたルースが駅にやって来てノランビー伯爵とトーマスに話す。
と、サニーが走り去る姿を見つけたルース。トーマスが追いかけ、捕まえた。
が、サニーは囮だった。

その頃。
バズとバーニーはケンジに乗り、空港へ向かって逃走。
トーマスは『ぶっ飛びブースター』を装着しケンジを追いかける。
ゴードン達もトーマスを追いかける。
トーマスはケンジの前に回り込みケンジを停車。バズとバーニーは逮捕された。


発明ショーは終わるがルースはソドー島に残り発明を続ける事にした。
トーマスとトップハム・ハット卿はサニーをココで「役に立つ機関車」になれるチャンスを与えた。
が、ゴードンは気に食わなかった。


翌日。
サニーはトップハム・ハット卿から港に貨車を運ぶよう指示された。

港。
クレーンが吊るコンテナからスイカが落下しそうなのを発見したサニーはジェームスに体当たりして助けたが、ジェームスは「泥棒サニー」がイタズラしたと信用しない。

誰からも信用されず元気のないサニーにトーマスか声をかけ、励ました。
ソレに聞き耳を立てていたディーゼルは悪巧み。サニーに近づき、ゴミ満載の貨車を引かせる。サニーは友達ができたと喜んだがソレを知ったトーマスは忠告した。
が、サニーはディーゼルを信頼した。

そんなある日。
ディーゼルが自分の仕事を押し付けてサボってる事を知ったサニーだったが、ディーゼルが脱線し、大ピンチの所を救出。トップハム・ハット卿からも信頼を得た。
ゴードンやジェームスも誤解していた事を謝った。

そんなある日。
ルースがケンジの修理&改良(バッテリー装着)完了。
トーマスとケンジはトップハム・ハット卿に「役に立てること」を聞きに行き、ケンジは貨車を運ぶ仕事の楽しさを知る。

そんなある日。
トップハム・ハット卿から翌日に日本への船が出港する事を聞いたケンジ。
トーマスも日本へ一緒に来てくれると勝手に考えていたため、お別れがショックで隠れてしまう。
夜通しケンジを探すトーマスは焦る。

港。
トーマスはケンジを探して港にやって来た。
日本出身のヒロ(黒大型テンダー機関車)に相談。2両で捜索し、『風の泣く森』に隠れていたケンジを発見。
不安がるケンジだったがヒロが一緒に日本へ帰ってくれる事になり、2両は船で日本へ帰って行った。
トーマスとまた日本で会う事を約束して。





というお話。
個人的に新幹線がケンジってのにちょっと違和感。
どうせならヒカリで女の子が良かったけどね。
でもそうなるとヒロが何かいやらしく見えちゃうか。

てかケンジを強引にエピソードに入れた感じもして後半のいじけケンジは蛇足に感じる。
夢の超特急をトーマスが抜き去るよりケンジが犯人らを捕まえた方が良かったような気がする。
アトミ

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