鳩摩羅什

アルゴンヌ戦の落としものの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

アルゴンヌ戦の落としもの(2016年製作の映画)
2.5
「第一次大戦は第二次大戦より悲惨であった」という主張がある。その理由は、戦車や毒ガスなど新しい兵器の効果が分からないままに使われたから。
本作は第一次大戦後に、今でいうPTSDに病む男の話。第二次大戦やベトナム戦争を描いた作品は多いが第一次大戦を描いた作品は割と少ない。
フランス映画は「作品を芸術と捉える」のが特徴とのこと。カニュードは映画を「第七芸術」と呼んだ。本作の芸術性が高いのか低いのかは私には分からないが、ハリウッド映画とは毛色が違うのは分かる。
公開:2017年
監督:エマニュエル・クールコル
※エマニュエル・クールコル監督の最新作『アプローズ・アプローズ』の評判が良い。
※本作の冒頭に塹壕戦の様子が描かれるが、これは第一次大戦で発明された戦術であった。そして塹壕に隠れる兵士を殺戮する新兵器として毒ガスが発明された。
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