殺人ホテルのわさび醤油のネタバレレビュー・内容・結末

レビューをチラチラ見てから視聴したんですが、思ったより悪くなかった。
戦争で世界は貧困、飢餓状態。そんな生活の中潤いのようなものを求めて人々が集まってきたのはとある演劇で、しかもその演劇は舞台を観るものではなく会場のホテルそのものがショーであるというもの。娘と一緒に参加しに来た主人公夫婦は途中で娘を見失ってしまい、探すうちに同じように他の参加者が次々と姿を消していること、そしてこのホテル(ショー)の違和感に気付くというお話。
何より綺麗なホテルの映像、近畿にもあるらしい(？)体験型のショー、引き込まれていく展開は素敵でした。確かに序盤と比べると後半は盛り上がりに欠けましたが最後名女優だったなら仲間になれと言われた主人公が必死に周りに訴えても何も響かなかったのに、「気になる役者についていけ」というショーのシステムを活かしてみんなを真実へ引き込んだのはイイと思いました。