とらキチ

トップガンナーのとらキチのレビュー・感想・評価

トップガンナー(2020年製作の映画)
1.0
「トップガン マーヴェリック」祭りが続く昨今、コイツのレビューをブッ込んでくるという、最高にセンスのあるフォロワーの方がいらっしゃっいましたので(笑)、マネっ子レビュー。
あの“アサイラム”が、本家「トップガン マーヴェリック」公開に合わせて類似便乗商法で打って出ようと目論んでいたところ、本家側の公開が延びに延び、それにうっかり気づかずに、本家の当初の公開予定日だった2020年6月23日にリリースしてしまったという微笑ましくも香ばしいエピソードが伝わる作品。
“アサイラム”作品なので、基本特にコレと言った見どころも無いが(笑)、借り物の航空機のフライト映像と夕焼けバックのシルエット映像で、なんとなくカッコ良さを演出する。が、次のカットで登場人物の少ないチープなどうでもいいショボいお遊戯会が始まり、見ている側をガックリさせてくれる。それが安定の“アサイラム”クオリティ。パイロットの男女が無線交信でイチャツキだすのも“トップガン”なノリなのか。そんな様子にイラッとさせられつつも、それが安定の“アサイラム”クオリティ。
そして空戦アクション作品のつもりで観ていたはずなのに予算を使い果たしたのか、途中から地上での銃撃戦がメインとなる謎展開。それが安定の“アサイラム”クオリティ。
ちなみに主演?のエリック・ロバーツは、あのジュリア・ロバーツのお兄さん!だから何だ⁈って感じですが…。
あまりのつまらなさに、眠れない夜に観れば、一発で寝れる。そんな眠気を誘う素敵な作品。
とらキチ

とらキチ