MihoKumagai

セブンのMihoKumagaiのレビュー・感想・評価

セブン(1995年製作の映画)
4.0
イエスキリストの七つの大罪が元となる映画。

モーガン・フリーマンとブラッド・ピットのコンビが最強だった。

傲慢 pride
強欲 greed
嫉妬 envy
憤怒 wrath
色欲 lust
貪食 gluttony
怠惰 sloth
これに基づくような人間を選び罪に罰を受けさせている。

これは神とて勝手に裁くものではないと私は思うし、それが犯罪にはならないいいと思う。誰にも迷惑をかけていなければ。
誰だって金は欲しいし、出来るだけ楽したいし、性欲も食欲もある。

これを罪と言ったら人生に何の楽しみもない。

ラストシーンでは愕然し、この世の終わりのような気持ちになった。
ミルズの目に浮かぶ憎しみと哀しみの涙が胸に刺さり、良くも悪くも忘れられないシーンになったと思う。