lihua

DIVOC-12のlihuaのネタバレレビュー・内容・結末

DIVOC-12(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

『睡眠倶楽部のすすめ』
・よく分からなかった
・短かすぎた
・療養施設?で老人の「ここはいいとこだけど大事なものを忘れると思う」の一言で夫を思い出し、賑やかな街を歩きながら徐々に感情?記憶?を取り戻し、家にたどり着く
・終始穏やかでハッピーエンド

『YEN』
・蒔田彩珠さんと中村守里さんの雰囲気が好み
・この2人だから短い時間でのあの設定にも驚かなかった
・作中の人物がいて役者さんがいるというより、設定が役者に引き寄せられている?感じ
・激しくはないけど起承転結があって、物語としてまとまっていたが、長編映画のダイジェストを見ているような感じだったので、膨らませて長くみたいと思った
・当事者以外にはよく分からない遊びや、意味のないものに名前をつけて笑い合う意味のないことが楽しくて夢中になったり、その関係や時間を乱されそうになると疎ましく思ったり、異常に仲直りが早かったりするのは学生のリアルだと感じた。

『海にそらごと』
・タイトルが好み
・キャストは実年齢がかなり近い感じがするが、あり得ないことではないし、どちらも良かった
・この設定で泣ける長編映画撮れると思う(父親との生活や父の死後の生活→実母と疑わないまま一緒に生活し月日が経つ→常連の言葉で真実を知る→反発→「かわいくなっちゃった」→また親子として生活→「あんたが生まれた時海きれいだった」)

『よろこびのうた』
・最後のカットがきれい
・藤原季節さんのカラオケとお金を追いかける老人の姿には鬼気迫るものがあって、第九の迫力と相まって恐怖すら感じた
・なぜ最後に老人の元に走ったのか

『あこがれマガジン』
・ひみつのあっこちゃん?
・最初のなおは、女子が嫌う自称おじさん系&自称意識高い系女子といった感じ
・全体としてはっきりとは分からなかったが、憧れて現実逃避?みたいな感覚はなんとなくわかった
・もう少し時間と説明が欲しい
・キャスト◎

『魔女のニーナ』
・ニーナが主人公ならニーナのその後も見たかった
・子役のセリフがはいってこない。なぜ彼女になったのか
・ディズニー感

『死霊軍団』
・清野菜名さんのアクションが予想以上に本格的でかっこよかった
・ゾンビものだが怖くなく、見てて楽しかった
・ボスがいかにも低予算といった感じ
・廉価版『君と世界が終わる日に』?
・ジャッキーチェンのマネなのか、気合いの声が気になる
・短時間でまとまっていてとても良い

『ユメミの半生』
・規模が大きすぎて低予算感は否めないし、設定がぶっ飛びすぎてるけど、振り切っていて逆におもしろかった
・この時間でピッタリ

『流民』
・最初から最後まで分からなかった
・ベルボーイがかなり嫌な人で、とにかく写真は返してほしい

『タイクーン』
・よく分からなかった
・浦島太郎?
・窪塚洋介さんかっこいい
・映像がきれいだった

『ココ』
・最後の文章の部分も映像で見たかった
・抱きつかれて「やめろ」と繰り返すけど無理矢理離したり大声を上げたりできず、涙の決意をするシーンが良かった
・ちゃんとお父さんが出てくることで伏線回収もされたし、明言しなくとも決意の表明になっていて必要な良いシーンだった
・あんな少しのために渡辺いっけいさんは贅沢

『名もなき一篇 アンナ』
・内容ははっきりとは分からなかった
・アンナはきっと幻想で、明日目覚めるともうそこにはいない存在というのは感じた
・「君はずるい、未来がある」というニュアンスの言葉や、主人公の男の眠りたくない様子
・違う言語で通訳を介さずに普通に会話しているのが不思議な感覚
・最近見たドライブマイカーを思い出した
・劇中の映像や写真がずっと綺麗だった
・ただの夢や幻想というより、失った悲しみから作り上げられた虚構で、そのことに主人公はきづいている??
・メイキングを見て、タイトなスケジュールの中、日本中を飛び回って撮影したと知った
・藤井監督の「映画は必要なカットだけでは完成しない」という言葉が好き


作品によって評価が違いすぎて一本の映画として評価するのがとても難しい…
lihua

lihua