ソラ

君の視線が止まる先にのソラのネタバレレビュー・内容・結末

君の視線が止まる先に(2020年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

「美しい彼」を鑑賞以来、空前のBLムーブメントがきていて、今作はほぼ前情報なしで鑑賞。
受け?の財閥の息子テジュと攻め?のボディーガード・グクは幼なじみ兼主従関係にある。同居しながらテジュの世話を焼くグク。ある日、グクに思いを寄せる転校生が現れ、2人の気持ちに変化が-。

主従関係からの両思いって設定はめっちゃキュンなんだけど、出てくるキャラクターも演技もバックボーンもいまいちハマらないまま...
15年も一緒にいるっていう幼なじみ設定が言葉ばかりで、幼少期の回想シーンも写真もないから説得力がないし、最初から受けと攻めってBL好きの店員に当てられてて、密かに思いを育む雰囲気が壊されてる気がした。
結局最後は結ばれたみたいだけど、日本に行ってどうするんだろう...テジュは財閥の後継ぎっていう立場をすてるってこと?それをグクが喜んで受け入れるとは思えない。こういうオチならBLにする必要はなかったんでは?ただ単に格差ある2人ってだけでもこのオチにもっていけるし、とにかく不完全燃焼な気持ちになった。

[追記]
なんだか演出が時々ドラマぽいと思っていたら、もともとはwebドラマで、映画化した作品なんだ!なるほど~。webドラマで10分1話で見進めたら感じ方がちがったかも。
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