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クリスマス・クロニクル PART2の親友のレビュー・感想・評価

5.0
無眼界乃至無意識界(むげんかいないしむいしきかい)。
心の貧しい者は幸いである。天国は彼らのものである。

「クリスマス・クロニクル PART2」

監督は「ハリー・ポッター」「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス。
そしてサンタの妻に『ゴールディ・ホーン!!!!!』ここ重要なので二重鉤括弧で強調。

『プライベート・ベンジャミン』でみつけた星。
おそらくテンション上がりすぎて"Fan!"に入れ忘れてた。一生の不覚。繋がる"ユダヤ"。
カート・ラッセルと夫婦なんだね!
そんな気がして調べたらやっぱりそうだった。

史上最高のクリスマス。
暑いビーチで、年に一度の楽しい祝日。

ケイティ・キャットとテディ・ベアが大きくなってる。
当たり前なことがなんだか嬉しい。

年は取りたくないとよく言うけれど、歳を重ねるのは愛おしいこと。

忘れっぽいママと、忘れられない子猫。
前に進む人と、前に進めない人。

忘れっぽい人は幸いである。というのは、彼らは自らの失敗からさえ"より良きものを得る"からである。

"善悪の彼岸"

吾輩は猫である。

その幸いを享受したい。

さもなくば発狂して死ぬ。

もしくは胃潰瘍で死ぬ。

ママのトラウマを忘れさせてくれた人はボブ。
ケイティ・キャットの未来のパパ。
女心は猫の眼。猫に紙袋。猫の鼻と愛宕山は真夏も冷ゆる。
岸でケイトの地雷を踏むボブは良き人。

今回の主役はケイトとボブの息子ジャック。
オセローな関係。いや、いい意味で。
オセローというよりオセロな関係。
ややこしいな、将棋でいう金さん銀さん。
水戸黄門でいう助さん格さん。

わかりやすく言うなら小木矢作のジュブナイル。
しみじみ「ええなぁ…」と感慨が漏れる。
何もかもが捉え方次第。

キター!カート・ラッセル!

二人の窮地に颯爽とソリを"飛ばす"。
シックスセンスで危険を察知する"スパイダーセンス"もといサンタセンス。
"金貨を投げ入れる"勇ましい聖ニコラウス。
…滑らんなぁ。観てみな飛ぶぞ。サンタ・クロースのすべらない話。

かわいいな…ゴールディ・ホーン…。

魔法の鍋を覗き込むミセス・クロース。

「え?」(一等兵~!)

ゴシ ゴシ

「え?」(二等兵と!)

ちゃんと、歳を重ねられました?

ゴシ ゴシ ゴシ 

「え?」(三等兵と!)

いや、"ちゃんと"、歳を"重ねた"からこそか…。

変わらない人は、変わらない。もちろん。いい意味で。"信じる者"たち。

いや、かわいすぎんか。"信じられない者"たち。

正直、僅かな疑心暗鬼。

そんな若輩者なオレだけど、サンタの村、サンタ・ヴィレッジにときめきを隠せない。
言葉を超えた純真を取り戻しつつある。"見えないものを見る者"たち。

失われた感情を取り戻した感覚がとても嬉しい。"すべてを超えし者"たち。
サンタ・ヴィレッジもとい"ミセス・クロース・ヴィレッジ"に子供のように目を輝かせる。

「え?」(四等兵と!)

いやいや、かわいすぎるって。なんなのその、おめめ。

ヴィレッジなんかより、ゴールディ・ホーン。

優しく寄り添うミセス・クロース。
優しい眼差しに抱かれる…。なんだか胸がいっぱい。ポケットからきゅんです!

やっぱりキャメロン・ディアスに似てる。
キャメロンには悪いけど、個人的には上位互換。
だけど、どちらも好きなことには変わりはない。

ミセス・クロースが子供たちのために夕食を用意。

「腹ぺこのままでは帰せない 絶対ダメ 失礼だ 思慮に欠ける」

血糖値が上がりそうなメニューの数々…。
って思っていたら、そこへの"配慮"もあって「わかってる!!!」

"コカ・コーラ社"がでっちあげたニセ者のサンタ・クロースではないのだ。
クリスマスに糖尿病をプレゼント。コーラは砂糖の塊だ気をつけろ!

お次は、本の読み聞かせ。
愛おしい声が切なくも優しい。ぼくはいつも胸が痛いよ。
大人なのに、いや、子供だね。

所作がいちいち可愛いね。一挙手一投足に人生が出るんだな。
思い出話も、価値観も、喜怒哀楽も。
感慨深いシーンだった。

世界はまだ、なが~いなが~い思春期の真っ只中。

「エゴとウソに意地悪に 嫉妬と身勝手よ」

言い争いになったときに歌で返すのいいな。やってみたい…。
彼らは聞く耳を持たないから、歌うように説教したい。
天使にラブソングを!セイ!ハレルヤ!ゾクゾクする。

♪憎み 争い 苦しみ 傷付けあったとして
もしも 私達 生れかわって 同じ空をまた見上げた時
それは眩い一瞬の瞬きでしかないだろう

どこに 犠牲になる人々のかわりに 幸せ感じて行きていく正義が
ひとり たった1人の命 もしその1人があなたの愛する1人なら

想像してほしい 自分の痛みと思って

何もかもが 星になっては 未来に語り継がれてく
すべての人が誰かにとって 愛するナンバー1♪

「暖炉」と「ココア」というパワーワードを発するイケメン過ぎる少年が突如現る。

「ヘイ、"グリンチ"」

な、なんでごやしょう…。

「ママの口癖さ」

「大事なのは、どこでより誰とだって」

イケメンすぎるぞ少年…。君は何者なんだ…。

ん?

そのナイフどこかで見覚えが…。

珍しく察しの悪いオレ。パワーワードに気を取られてたか。

気づいた瞬間。

「西田敏行ってレベルじゃねぇぞ」

まって、それは反則です。

「すごく優しいね」

"信じる者"たちが時空を超えて繋がる。

思考がトリップトリップ。サンサーラのガンダーラにタイムトラベル。

だめだ…だめだ…。狂おしいほど抱きしめたい…。苦しい…。壊れるほど愛しても1/3も伝わらない。

言葉じゃないんだ。だから歌う。

♪失う度に後悔しては 至らなさに涙した
星の数ほど 流した涙 ムダにしない為に
虚しさだけが空を斬るのは いたたまれないから
何もかもが星になる頃 忘れ去られてしまうの?

「あなたの隣りにいる人を見てほしい
他人という一言ですませるには 近すぎる偶然に身を寄せて
微笑み返すには遠すぎる時代になりました
見返り求める愛はもう要らない」

想像してほしい 自分の痛みと思って

何もかもが星になっては 未来に語り継がれてく
すべての人が誰かにとって 愛するナンバー1

La la la la ~♪

「今回は命懸けで守るんだ」

物語は佳境。

「ニック たまに思うけど 危険な行いを楽しんでるね」

これ。正直でよろしい。クリス・コロンバス監督の自虐ゼリフ。

ゴールディ・ホーンがいることで中和されてる。いい役回り。補い合ってる!ホーム・アローンに足りないもの「ちゃんとわかってる!!!」

足りないものは、もちろん『ゴールディ・ホーン(プライベート・ベンジャミン)』

言葉にするのは、もはや野暮。伝えるためには、歌うしかない。

♪心にゆとりがあれば優しくなれるね
自分のことばかり考えてて ほんとごめんね

握った手の温もり じんわり 人の手はこんなにも暖かい

あなたに優しくされて 信じる気持ちを知った
見返り 求めない愛 教えてくれたんだよね
いつも ありがと

優しい言葉が 心にしみて
涙さえ あったかい

あなたに優しくされて 信じる気持ちを知った
見返り 求めない愛 教えてくれたんだよね

あなたは私の為に 私はあなたの為に
微笑んだ次の瞬間 生まれてく幸せの輪
だから give and take

give and take そうして繋がっていく♪

最後はホーム・アローンを彷彿とさせるシーン有り。
ちょっとかわいいホーム・アローン。

そして、ここでも『エルフ』の引用。

ミスター・メリークリスマスとして観なければならん…。

「クリスマスは続けねばならん」

「まだ存在してる 自分を信じて」

"Believe"

最後の最後、"あの"セリフは余計だったかも。

どこの誰でも構わない。

最後の最後の最後。

「愛してるわ」

そのセリフまた言ってくれるんだね。

変わってないね。"ベンジャミン"。

泣かない!

「あれは全くの偶然だ」

くそ、泣く!

「ヒーローは常に あなたの中にいた」

うわーーーーーーーーーーーーーーん!

「あなたを決して忘れない」

「時々は忘れるわ」 

「そうなるべきなの」

…うん。

"MERRY CHRISTMAS"

ゴールディ・ホーン。かわいくて、きれいだね。

ミセス・クロースの台詞はベンジャミン、いや、ゴールディ・ホーンの言葉だと思う。

私たちに―

何か恨みでも

私たちが憎いのか

"愛しているわ"

フロイト曰く偶然はない。

♪見上げる夜空に 星ひとつ
あなたに出会った その日から
キララ キラキラ お星さま
いついつまでも お星さま
わたしの心に 輝いてください
いちばん星み~つけた♪

ルルル…
ルルル…

クリスマス・クロニクル PART3の為に

♪こるら すー ネガどーれ まんダリ こるこー(不滅の炎となって くすぶり続けろ)

まんダリ こるこー(くすぶり続けろ ピアース家よ)♪

星たちは巡り合う定め、光り輝いていれば何度だって巡り合う。

我々に自由をもたらすのは銃のみだと思っていた。

もはや涙流すことに躊躇はない。

「Merry Christmas Mr. Lawrence(メリークリスマス ミスター・ローレンス)」

「奥様にも"メリークリスマス"と」

「Merry Christmas, You Filthy Animal(メリークリスマス このクソったれ野郎)」

「メリークリスマス サンタ・ボックスより」

子供みたいってのは褒め言葉。

楽しくないことはしなくていい。

心にいつもおぎやはぎを。

暖炉の火を眺めながら熱いココアを。

ゴールデン・ウィークにゴールディ・ホーンでメリークリスマス・クロニクル。

「God Bless Us Everyone(神のご加護がありますように)」

Weihnachtsmann ist tot

え?

「Bon voyage(五等兵~!)」


人志松本のすべらない話 兵動『一等兵』
https://youtu.be/3f6gIeRZOR8

アイデンティティ田島による野沢雅子さんの『トテッポからきゅんです!』
https://youtu.be/Dh9JkuPUMow

ポケットからきゅんです(江頭Ver.)
https://youtu.be/Csbze0y4Xpw

ポケットからきゅんです!/ひらめ
https://youtu.be/ERkSupJS7-Q

清 竜人 - 痛いよ
https://youtu.be/iSEU7jqBmOw

Her Blue Sky | Aoi Plays and Sings Gandhara
https://youtu.be/yEwZVsYJ60w

【MAD/AMV 初心者】るろうに剣心/1/3の純情な感情【SIAM SHADE】
https://youtu.be/I8UaxJhqUIc

Dr スランプ いちばん星み~つけた
https://youtu.be/S_xMNUiyWMk

映画「RRR」劇中歌 Komuram Bheemudo / Kala Bhairava(cover)
https://youtu.be/-R7If5xlVPY


何もかもが星になって
https://youtu.be/if1ZauaIzVs

give & take
https://youtu.be/FnHdfwwacBo


そして繋がってく~~~~~~~~~~~~~

今日は本当にどうもありがとーーーー!

みんながだ~いすきなのーーー!!

ん~~~~

よ~う!

ぴょん!


A Christmas Carol (1938) Official Trailer - Reginald Owen, Gene Lockhart Movie HD
https://youtu.be/yVop9seXSoQ

Merry Christmas Mr. Lawrence (1983) Trailer - The Criterion Collection
https://youtu.be/nVBtQX3Ovrs

Home Alone (1990) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers
https://youtu.be/jEDaVHmw7r4

THE HOLIDAY [2006] - Official Trailer (HD
https://youtu.be/wk9caHO3pW0

The Santa Box | Official Trailer
https://youtu.be/bVKIPwbMONE

CANDY CANE LANE Trailer (2023) Eddie Murphy
https://youtu.be/c-M3SJDn8Ss


The Spirit of Christmas (Full Song) - Kurt Russell, Darlene Love | The Christmas Chronicles 2
https://youtu.be/DUaJswBpqwg
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