俳優としては大好きな西島秀俊が主演。
一時期、彼のようなマッチョになりたいと憧れていた。どうでもいいけど。
そんな映画がカンヌでは脚本賞を獲るなど話題になっていた。
そもそも村上春樹は学生の頃に「ノルウェイの森」を挫折して村上龍の方にハマった記憶があるぐらい苦手。
それでも話題作品ということで鑑賞。
もうよくわからん…
あの語り口があまり好きではない。
演劇のこともよくわからないので、本読みのやり方がアレで正しいのか変わっているのかもわからない。
一つだけ感心したのは、朗読している話と実際に起こっている状況がとてもリンクしている感覚を覚えて興味深かった。
それが3時間弱もある映画であるにも関わらず飽きが来ずに見れた要因ではないかと勝手に思っている。
あとは余計な音楽がないことでとても集中できた。
ただ、話の内容はさっぱりわからん。
ラストも音の行動に対して、家福が自分が弱かったみたいなことを言っていたが、弱いと怒れないんだろうか？
自分が同じ立場であれば取り乱して怒鳴り散らしてしまうと思う。
家福のように冷静に何事もなかったように対応するのは、とても強いと感じて違和感を感じる人が多かったのではないだろうか？
物語としては全く面白くないんだけど、映画の見せ方としては、語りとのリンクがとても良かったように感じた。
2回目はとても無理ですけど…
