高評価だったのでレンタル。
しかし思いのほか酷い脚本でびっくり。
何故こんなに高評価なのだろうか。
コンセプトは分かるし、福島を舞台にして「震災」「コロナ」を絡めるのも分かる。ただその想いが強すぎたのか、とにかくあれもこれも絡めて酷くとっ散らかった脚本だった。
震災で家族から受けた経験も自分勝手な独りよがり、互いに家族を思いやることもなく家出、そして高校中退、それでいてその後大学まで出させて貰いつつ父親を罵倒、恩師が好きだったという理由だけで思い入れのない映画館に突如押しかけ素性も明かさず経営などの詳しい事情も知らず勝手に引っ掻き回し、信頼もないくせに初対面の年上支配人を「ジジイ」呼ばわり。二十歳そこそこの経験の浅い小娘のワガママで人を敬わない主人公がとにかく不快で全く感情移入出来なかった。
追記：この映画はドラマ版の前日譚ということを知り、Huluにてドラマ盤視聴。
ドラマは映画と打って変わり物凄く面白かった。星は4かなー。
「嘘つきども」という題名もしっくりくる。
前日譚は（この映画は）、蛇足な物語だね。
