このレビューはネタバレを含みます
Filmarksの試写会にて
「この人のためなら人を殺せる」
レイと七恵から映し出される愛の形に考えさせられます。
舞台挨拶で順撮りについて触れていた理由がわかります。役にリンクした希子さん、ほなみさんの感情そのものだったんだなと感じます。
2人の感情が爆発するシーンでは思わず息が止まってしまった。
原作見てませんが、
兄夫婦のシーンも印象的。兄の言うことは正論だけど、それでは言い表せない2人の関係を逆説的に描写してましたね。主観に落とし込む鈴木杏さんのシーンはメッセージ性が強かった。
真木よう子さんも圧巻でした。
多様な性のあり方に対するこの映画のポジションをうまく位置付けています。
カメラワークや光、ロケーション、ストーリーの展開とバランス、音楽も素晴らしく2人の世界に没頭してしまいました。
劇場でやらないのがもったいない。涙
セックスシーンについては多すぎないかと思いました。汗
映しすぎだしもっと尺短くて良いかもしれないですね。