このレビューはネタバレを含みます
水原希子って、
なんか知らんが女性に人気あるんだろうなぁって思っていたが、
今作の身体はった演技を見て、
存在感ある役者さんなんだと見方が変わった。
(過去作は進撃の巨人しか観てなかったが)
いわゆる日本の国民的女優らしい綾瀬はるか、長澤まさみあたりには出せない目力絵力があった。
ただのバンドのドラマーだったさとうほなみも、いきなりここまで役者魂見せつけてきてびっくりした。
ただ、このDVだのLGBTだの、
よく目にするワードを盛り込んでみましたって感じのストーリーはオッサンにヒシヒシと伝わるものがなかったです。
そもそも70近いジイさんが監督して描けるテーマなんだろうか?
それこそ女性監督が作るべきではと思った。
日本映画界の才能・人材不足が露呈している。
ストーリー、オチに意外性もなく、
まあそうなるかっていう現実的なラストに肩すかし。
テルマ&ルイーズみたく、
車で飛び込めってのもやり過ぎだが。
回想シーンの美術室での二人の眼差しアップは魅力的だった。
むしろあの若い頃の役者&エピソードの方が観たくなった。
Netflix仕様なのか、
カラグレばっちりの映像は綺麗だった。
ストーリーや演出に魅了するものがなかったので、美しさのないAVばりの直球濡れ場や、
真木よう子のタンクトップおっぱいにどうしても気が持っていかれたのは残念だった。のか?(^^)