テキサスで聖歌隊の指導をする主人公メイビリンが長くあっていなかった息子の葬儀に参列したことから始まるストーリー。
自分の生活の中には存在したことのなかった人々との出会いの中で、息子への愛と共に柔軟に心を寄り添わせることで、息子がいた場所が、輝きを取り戻す。
メイビリンの柔軟性が息子の仲間たちを輝きへと導いていく過程が、母親でも人生の先輩でもなく1人の人間として、人に寄り添い理解しようとする姿勢を持つことの大切さを教えてくれる。
人を思い遣ることで、メイビリン自身も変わっていくことも意義深い気がした。
わたしの中では名作。
人生に迷った時に観たい作品。