花

ステージ・マザーの花のレビュー・感想・評価

ステージ・マザー(2020年製作の映画)
3.2
急速に変わりゆく世間の認識、ハラスメントやLGBTQの捉え方が変わっていく中で、「制度」や「思想」だけが進んでいく中で認識が変わらない人も事実でそれは時に苛烈な暴力的思考になり、残酷というか分断では…?と最近考えていた。ので改めてこういったテーマの映画を見てみた。内容としては終始ハッピーに生きよう!!というか、自分らしく、を薄めて楽しませてくれてハッピーエンドだな、という感じ。ではあったけど、最初に見た時は濃い化粧、過激なサックスアピールや文化の違いにビビっちまう様な人達が、関わっていくと一人一人が様々な問題を抱えたそれぞれの人間である というのを考えさせてくれて良かった。週末に家でお酒を飲みながら見るような楽しい映画だった。
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