エスターの前日譚という事で、オリジナルを見ているしエスター役がそのままの配役という俳優魂を感じるキャスティングだったので鑑賞。
今作も女の強さを描いているなぁという気持ちで観ていた。
オリジナルでもやはり母と妹が強かで救われたわけで、今作はファッキンクレイジーだけどやっぱりトリシアはっぇー女だぜ…という感想。息子のどこか頼りない感じと夫の盲目的なキャラクター性は女たちの強さを際立たせるための物だと個人的には感じた。
そういうところでオリジナルとの共通項も私としては感じられたし、何よりも母親の正体がサプライズだったのでそういう仰天設定もあって、なんとか客を飽きさせない努力がみえて思ってたよりは前向きに受け入れられた。前日譚とはいえエスターの続編て…どうなのよ、と思っていたので。
期待値低め設定だったので割と楽しめた作品。
そういえばエスターの絵画技法の源流はここなのか…と感慨深い気持ちである。オリジナルも久々にまた観ようかな。
