中国映画を観たのはいつ以来だろう、というくらい久しぶりだったが、この映画とても好きだ！何か良いのやってないかな、と探していた中、迷ったけれどパパが映画オタクという設定にシンパシーを感じ、期待度は高くなかったのだが観て本当に良かった。
お話のベースには「さまよう刃」のような、それぞれの親が子を想う愛情があり、そこからは少々ぶっ飛んだ設定が上乗せされている為、一家は大掛かりな作戦で完全犯罪を目指す。
秘密を持ってしまうと、守り抜くのが大変でその辛さに胸がギュッとなる。あんな小さな子まで巻き込んで…。
パパが作ったモンタージュ、見事だった。日付のズレはどうするの？と思っていたが、なるほどその手があったか！
どんでん返しの連続で、なかなか話が完結しないのがすごい。そして意味深なエンディング…！
早くショーシャンクを見返したり、悪魔は誰だを観たりしたい！1,000本の映画を観ても、まだまだ人生分からないことだらけではあるのだが。
