全く救いのない映画。
誰一人幸せにならない。
90分の作品なのに、結構時間かかった感。
厳しい現実と妙なオカルトがどこでシンクロするのかと思ったら、ラスト10分「そうきたか」って感じです。
「そうきたかっ」タイプの映画はもはや食傷気味、なんですけど、この後味の悪さが新味で、めっちゃあと引きます。
ほぼ出ずっぱりの主人公が素敵でした。
劣化版のアンジーとの評もありましたが、生活に疲れ、崩れた感があって、後半キラッと美しくなる瞬間があって、また崩れてく。
タイトルからはもっとエロに振れた作品かと思うところありましたが、想像力に委ねる部分多し。(でも視聴対象Gではないと思うぞ、アマプラの倫理観がわからん)
よくよく考えるとタイトルの意味もわからんようなった。
ホラーとしては、お化け屋敷的なドッキリと、「志村〜、うしろ、うしろ(古っ)」的なのを繰り返すのが、ちょっとくどいけど、おかげで冒頭のシーンをすっかり忘れることができたので、構成として悪くないです。
結論、平均評価よりも見応えある映画と思いました🎬