Toshimi

ザ・ホワイトタイガーのToshimiのレビュー・感想・評価

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)
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間もなくwhiteからアジアのcoloredに世界の覇権が移るという未来予想図的映画。whiteによる長きに渡る植民地支配がいかにインド人に奴隷根性を植え付けそれから逃れることが難しいかも描く。植民地支配された地域・国がその精神的軛を外すには長い時間と大きな葛藤があるということを示した作品。数年前にここに描かれたような、コルカタ近くの貧しい村に行ったことがあるが、その様子と重なった。とくに最貧民層の男性たちの無気力な眼差し。でも女性たちは子どもたちに少しでもいい生活をさせようと必死。中国よりも時間はかかるだろうがいずれ変わっていくはず。
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