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Mysterious Intruder(原題)
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『Mysterious Intruder(原題)』に投稿された感想・評価

1942年-1955年にかけて放送されたミステリーのラジオドラマ「ホイッスラー」が原作らしい。コロンビアはこのラジオドラマを元に8本のフィルム・ノワールを製作しており、本作はその一つである。ギミックの帝王ウィリアム・キャッスルがホラー、スリラーを撮る前に量産していた低予算映画群の一つでもある。主演のリチャード・ディックスは本作を含む最初の7作に出演している。
オリジナルのラジオドラマでは「ホイッスラー」を名乗るナレーターが狂言回しになり、登場人物を皮肉るような発言や、陰鬱な結末を嘲笑するようなコメントを差し挟んでいたようで、本作でも時折からかうようなナレーションが入る。フィルム・ノワールでこの演出はややチグハグの感があるが、当時ラジオを聴いていたファンにはしっくり来たのだろうか。作品のコンセプト含めてヒッチコック劇場やトワイライトゾーン味ある演出。

私立探偵ゲイルのもとにレコード店を経営する老人、スティルウェルが訪ねてくる。7年前に失踪したエローラ・ランドという少女を探して欲しいという依頼だった。悪徳探偵のゲイルは100ドルしか払えないという依頼主に対して横柄に渋るが、スティルウェルは意味深にひょっとしたらあなたは金持ちになれるかもしれないと仄めかす。
そこでゲイルは知り合いの女、ハンソンに頼んで、失踪した元少女ランドになりすまさせ、会いに行かせる。喜ぶスティルウェルはある物を渡したいと伝えるが、話の途中で忍び込んで来た男にスティルウェルは殺されてしまう。ランドになりすましていたハンソンは殺人犯に誘拐されるが、人違いと分かりすぐに解放される。スティルウェルは何故殺されたのか?何故エローラ・ランドは大金を手に出来るのか?ゲイルは自らの欲の為、そして疑いを晴らす為調査に乗り出すが…という話。

警察・被害者・そして少女エローラ・ランドを除けば登場人物がほぼ全員倫理観の欠如した悪人ばかりで、特に主人公であるドン・ゲイルがエゴイストで守銭奴で卑劣なので段々辟易してくる。
識者によれば原作は構成が練られた良作だったようだが、たった1時間という限られた上映時間で脚本を大幅にカットするよう迫られた結果、複雑な割には雑で不可解な後半の展開に響いてしまっている。

短いのでスッと観る事は出来るし、つまらなくはないが、主人公が余り類を見ない卑劣な探偵であるという嫌な印象以外は、特別残る所のない作品。